◇脳のネットワーク

◯このページではNagismの記事に出てくる、ベースとなっている考え方をご紹介していきます。

脳のネットワークグループとは、脳は単独で存在しているのではなく、脳同士がネットワークで繋がりあって感覚や感情を送受信しあっているという仮説です。

元々は働きアリの研究

働きアリにはこんな法則があります。実際によく働くアリは全体の2割で、残りの6割は普通のアリ、そして最後の2割は何もしないアリ。2・6・2の法則と呼ばれたりします。
不思議なことに働く2割のアリだけ集めても、同じ2・6・2になってしまう。逆に働かない2割だけを集めても、2・6・2になってしまうのです。

また、動かない2割のアリは、よく働く2割のアリの「ストレス」の処理を担っているのではないか?ということもわかってきています。
でも、この役割分担はどうやってなされているのか?どうやって違う個体のストレスを処理できるのか?ということは、観測しても分かりませんでした。
このことから「脳がネットワークで繋がりあっているのではないか?」という仮説が生まれました。また、観測できないということは光の速さを超えるのではないか? 
であれば、脳のネットワークは時空を超えるのかもしれない、という仮説もあります。

脳はアンテナ?

一方、人間の脳に「ミラーニューロン」というものが発見されました。
目の前で違う誰かの動作を見ているだけで、脳の中ではその動作をしているのと同じ電気信号が確認できた。このことからミラーニューロンは「モノマネの脳」と呼ばれたりもします。
脳細胞レベルで私たちは他人から影響を受けているということが分かりつつあるのです。

電車で怒った人が隣に座ると、イライラしてくるなんていうことも経験があるかもしれません。
もし感情や感覚の共有に脳のネットワークが使われているとしたら、思考や感覚は自分オリジナルのものではない!と言えることができます。
家で突然、嫌なことを思い出して不快になることも、実は自分のものではない誰かのストレス処理を脳が請け負ってしまっているからという可能性があるのです。

この脳のネットワークの中で、自分のオリジナルの感情や感覚を取り戻すために無意識(心)を使うというのが私たちの考え方のベースです。

用語解説”意識と無意識“につづく

参考文献

支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック

「支配されちゃう人たち  親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック」

・作者:大嶋信頼
・出版社:青山ライフ出版 
・発売日:2014/07/08 
・メディア:単行本(ソフトカバー)